ご挨拶

私たちは、高度な知識、政治制度、テクノロジー、経済、そして遠距離通信といったすべてを手にしたにもかかわらず、これまで以上に苦しみから逃れられないでいる。

悲しみや痛みからの解決策をいつも自分の外に求めるのではなく、心の内なる世界意識を向け、黙想する機会を自分自身に与えてみてはどうだろう。

 

 

―ゾンサル・ケンツェ・リンポチェから日本へのメッセージ―

ゾンサル・ケンツェ・リンポチェとその系譜

チベット仏教には、偉大な精神的指導者の転生者を認定する伝統があります。献身的な利他の思いから、彼らは再び衆生の中へと生まれ変わると伝えられています。生きとし生ける者たちへの慈悲に揺り動かされ、ふたたび人として転生する彼らは、「活仏(チベット語でトゥルク)」と呼ばれています。通常、この転生活仏たちは、前世あるいはそれ以前からの役割を受け継ぎ、それぞれの系譜に則した哲学や儀礼的伝統を、絶やすことなく継承していくための活動を行います。こうした転生活仏の伝統の一つが、「ケンツェの系譜」と呼ばれるものです。

 

【ゾンサル・ジャムヤン・ケンツェ・リンポチェ】

1961年ブータン生まれ。幼少の頃、ケンツェの系譜を受け継ぐ転生者の一人として認定される。ダライラマ、カルマパ16世をはじめ偉大な精神のマスターたちから教えを受ける。またロンドン大学東洋アフリカ学院にて比較宗教学を学ぶ。東チベットのゾンサル僧院や数々の瞑想拠点における座主としての役割を果たすとともに、インドとブータンに新しく建てられた仏教哲学僧院において指導を行う。さらに、世界各国にダルマセンターを設立し、修行者の指導にあたるほか、大学講演および一般向けのティーチングを行うなど、現代チベット仏教界における中堅世代の一人として仏教の継承を担っている。

また日本でも公開され話題となった映画『ザ・カップ:夢のアンテナ(1999)』をはじめ数々の映画制作をおこなう。80年代以降、日本を度々訪れており、日本文化への造詣が深いことでも知られており、映画では小津安二郎監督から多大な影響を受けたという。川端康成、三島由紀夫、谷崎純一郎などの文学作品が愛読書である。現代日本を生きる私たちと、いにしえの仏陀の智慧との架け橋となり、文化や伝統などの枠組みにとらわれない仏教の本質への理解を深めるための活動をおこなっている。

他の映画作品(監督名はケンツェ・ノルブ)に『Travellers and Magicians(2003)』、『Vara: A Blessing(2013)』、『Hema Hema : Sing Me a Song While I Wait(2016)』、主な著作に『What Makes You Not a Buddhist(Shambhala, 2007)』、『Not for Happiness: A Guide to the So-called Preliminary Practices(Shambhala, 2012)』、『The Guru Drinks Bourbon?(Shambhala, 2016)』がある。

リンポチェ来日講演 in 東京

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  ☆リンポチェからのメッセージ

    2016年12月29日

 

    ☆ 最善の贈り物  

      リンポチェからの手紙

       2016年11月17日

 

    菩薩行論 東京講演

     2016年12月16-18日

 

   Bodhicaryavatara -Year 3-

           Teaching in Tokyo

       16-18 December 2016

 ☆メキシコシティー講演

  心の訓練七つのポイント

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